せっかく英語を学んだら、いかせるキャリアを築きたいですよね。
履歴書を書いたら、次は、応募して選考に残るまで、どう考えるか、4つのポイントを
まとめてみました。
1、応募者30名のなかの光る一名として、採用側の記憶に残る「履歴書」を送ることが大事
私も何度か、採用面接に立ち会ったり、採用をする側にいたことがあります。応募者リストは第一次選定
をくぐり抜けなくてはなりません。採用側は何十枚も応募者の履歴書を見るわけです。
はじめの履歴書A4の1枚をざくっと読んで、「あって見たい」と思っていただけることが大事です。
私が採用にかかわった経験からすると、応募者が多いとアシスタントがまず履歴書を見ます。リストをつくってマネージャーに、「この3人がいいと思います」といいます。マネージャーが、OKだと面接に、
という流れだったりします。忙しい人にもわかりやすく、読み直ししなくても理解いただけるような
文章にしましょう。
2、英語での面接選考を勝ち取るには、履歴書を送る2年前に「会話」の練習を初めてね。
以前の生徒さんのコンサルテーションをして、一次選定に残ることもありました。
ただね、二次選定は、「英語での役員面接」がほとんどで、そこで人物評価ならびに英語での実務能力も当然
見られるのですわ。自由に意思を伝えるには、2年くらい勉強が必要なんですね。
自分でキャリアを築きたいと思う人は、会話の勉強はけっこう早めにしておいてくださいね。
あと、英語力だけではなく、というより、むしろ、「ロジカルな仕事の仕方」「相手のバックグラウンドが
違っても、つまり人種が違っても、前職が違っても話せるコミュニケーション能力」「日本市場での実績」も
すごく大事です。もはや英語ができるから仕事ができるわけではないので、本業で
ぐんと力をつけておいてくださいね。
3、最終選考のときの採用のときの決め手は、目の輝きと表情でした。
私の場合の面接立会いは、モバイルインターネットを日本でしのぎを削って動いていた部署
だったので、本当に忙しいところときに、アシスタントがほしかったんです。
最終選考で面接で聞くのは「魅力的なお仕事」でもすごく「時に過酷な状況」で、ということを
つつみ隠さずお伝えして、「それでもやりたい??」と聞きました。
「はい!すごくやりたいです!」と、輝く目で答えた人はやっぱり採用となりチームを組んでいます。
4、ななめずれのキャリアの築き方
会社がまったく日本でしか仕事をしておらず、まだ英語でビジネスをしたことがまったくない、という場合は
いきなり転職して外国人とのビジネスはちょっときついこともありますね。
そんなときはまずは、外国ともビジネスをしている会社に転職し、なれた日本市場の部署に入り、
慣れながら、いずれと思って勉強しながら、チャンスをつかむ、というのも、手ですよね。
履歴書はキャリアを開く上で、とっても大事な文書なので、それぞれの素敵な履歴書で
みなさんの未来がもっと輝きますように。
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